鏡開き本番の進行手順

鏡開き本番の進行手順

ここでは、鏡開き用の樽の準備が整い、いざ本番というときにどのように進めればよいか、その進行手順とポイントをご紹介します。

1. MCから鏡開きへ

まずは司会者(MC)が鏡開きの音頭を取ります。
掛け声は定番の「よいしょ、よいしょ、よいしょー!」。会場の雰囲気を盛り上げながら、鏡開き用の樽の蓋を開きましょう。

2. 鏡開き後の樽酒の酌み分け

鏡開きが終わったら、樽の中の日本酒を手際よく酌み分けます。
酌み分け役は、鏡開きを行った本人でもスタッフでも構いません。とにかく迅速に行うことが大切です。

竹杓はおたまやレードルに比べて注ぎにくいため、こぼさないよう注意してください。

多人数の場合の工夫

大人数に短時間で配るのが難しい場合は、事前に樽の中のお酒を一部取り出し、デキャンタや瓶に入れておきます。
鏡開きの直前に枡やグラスなどへ注ぎ分けておき、ゲストさまのテーブルにお配りしておくと、より一層スマートに進行できます。

ただし、せっかくの鏡開きですので、演出として代表的な数名には樽から直接汲み上げた日本酒を提供すると、より印象的な場になります。

3. いよいよ乾杯

準備が整ったら、お好きなスタイルで乾杯します。
乾杯後は、スタッフが自然におかわりを勧めると良いでしょう。とはいえ無理強いは厳禁ですよ。

樽の扱いと残酒対策

ステージ中央などに配置された樽から直接お酒を注ぐのは遠慮してしまう方も多いかと思います。
鏡開きが終わったら、樽を会場の隅に移動しても構いません。
樽酒は中身が余りやすいですが、事前の酌み分けや提供方法の工夫次第で残量を減らすことができます。

まとめ

鏡開き 樽の準備や進行方法を知っておくことで、当日をスムーズに、そして華やかに演出できます。
樽を使った鏡開きは、人と人をつなぎ、お祝いの場を特別なものにする日本らしい儀式です。
次のお祝いには、鏡開き用の樽で最高のひとときを演出してみてください。

一覧に戻る