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樽酒専門通販サイト「鏡開き館」の店主が樽酒の疑問にお答えします。
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樽酒で鏡開きするための下準備
樽酒は届いたらすぐ鏡開きできるのか
ネットには鏡開きする際は樽の蓋をそのまま叩き割るという情報も沢山流れていますが、それは大きな間違いです。
頑丈な樽に頑丈な蓋がガッチリと閉まっているので木槌で叩いたくらいでは到底割ることができません。
樽酒は蔵により菰被り（こもかぶり）の状態（※図1）あるいは鏡開き用（※図2）でお届けしていますが、いずれにせよ下準備が必要で、届いたらすぐに鏡開きできる訳ではないのです。
お酒を詰めた状態で移送する為、頑丈な蓋をして出荷ないといけないので、どうしても開封の作業が必要になるわけです。
それならばお酒を詰めないで発送したら良いのではという疑問を抱く方も多いと思うのですが、本来樽酒はお使いの日に合わせて樽に日本酒を詰め、程よい樽の香りをつけて出荷するものです。その場でお酒を詰めたりお酒を詰めて長期間放置してはおいしい樽酒になりません。
ご参考までに当店の樽の開封方法のページをご紹介しますので、鏡開き初心者の方は必ずチェックしてください。
鏡開きするのに樽酒の他に必要なものは？
当店で言うとレンタル樽以外の通常の「樽酒」と記載のある商品にはお酒が入っています。
なのでお酒はご用意いただく必要がありません。
樽酒は１斗、２斗、４斗が主な大きさで、サイズで言うと高さ40cm〜65cm程度です。
地面に樽を置いただけだと大人の方が鏡開きするのには少し高さが足りない大きさです。
なので樽を置く台は必要不可欠です。樽と台の合計の高さが1メートルもあれば十分ですので台の高さは30〜50cm位が丁度良いです。
それから木槌も必ず必要です。
当店ではレンタルと販売と両方ご用意しています。
レンタルは2本税抜1200円（配送料別）とお求めやすい価格ですが、節約したい場合はホームセンターなどで木槌をご購入しリボンを巻き付けても十分だと思います。
木槌は１人１本が基本ですが、婚礼の場合は婚礼用の柄の長い木槌をお2人で持って鏡開きしても素敵です。
それから竹杓です。柄杓なら何でもよいのですが、竹でできた柄杓「竹杓」ならより雰囲気があり素敵に和を演出できます。
そして枡です。
当店だと1個あたり税抜280円（配送料別）の木枡と10個で税抜1200円（配送料別）のレンタル枡（プラスチック製）がございます。
もし節約なさる場合、会場のグラスを利用しても良いですね。
鏡開きの正装
自由なスタイルで鏡開きしていただければと思いますが、法被を羽織るのが正装と言われております。本来は法被のインナーはさらしを巻くそうです。
会場との打合せをお忘れなく
鏡開きの樽酒は演出の小道具としてはとても大きな部類に入ります。
会場に突然届いてしまっては会場の担当者も困惑してしまいます。
鏡開きの段取り、準備物などの確認と共に、到着日についても会場の担当者と綿密に打ち合わせしてください。
当店の樽は2斗以上だと貨物便を使用して配送するので時間指定はできないですが1斗までだと日にちだけでなく時間帯も配送会社の区分で指定ができます。事前にご連絡いただくかあるいはご注文の際に備考欄にご記入していただければできるだけ対応いたします。
